『朝焼け、君の唄。』を聴く度に雨谷映さんのシルエットが浮かぶので、この曲は実質イメソン。特に「つたない でも愛おしい わたしの恋歌 響け」で鮮明に呼び起こされる。映さん、あの頃夢中で焦がれて読んでいた、少女漫画の主人公みたいな人だなと思う(厳密には違うけれどニュアンスで伝わりますように)。地に足つけて生きていて知性と理性を兼ね備えた憧れの塊なんだけど、でも少女心も持ち合わせていて可憐。SFと純文学が同居している感じ。ボカロ曲だと『初めての恋が終わる時』も映さんが浮かぶ。多分、静謐さがあるラブソングに弱い。
映さんの本を読んでいたら、デジタルじゃなく現実で触れられたような気がして嬉しかった。デジタル越しに眺めているとファンタジーな存在に思えるけれど、本当に同じ世界を生きているんだと実感できて幸せな気持ちになった。あと映さんを見ていると可愛いワンピースを纏ってみたくなる。
あの頃といえば、姉と一緒に、持田あき先生や慎ようこ先生、春田なな先生辺りをよく読んでいた。私たちは姉妹だから、同じく姉妹で漫画を描かれている持田先生と慎先生に憧れていた。懐かしい。
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