花の森

昨夜、頭痛と倦怠感を引きずりながらベッドに入ったとき、「あ、今日死ぬかもしれないな」と思った。頭の中を、各種サブスクや契約関係のゆくえ、図書館から借りている本、ベッド下の薄い本、開きっぱなしのpixivのページ、最後まで見届けたい漫画、親の泣き顔、職場にかける迷惑、何も目標を達成できていないこと、などが巡った。家族のためにも、せめて通帳や印鑑などを出しておくべきだろうか、と思ったのに、思っただけで、結局いつの間にか眠ってしまった。
目が覚めたとき、ちゃんと朝を迎えられたことに感動した。感動して、しっかり二度寝した。
ワクチンを打ってからというもの、些細な不調に過敏になっていた。でもこれは色々な人たちの努力により作り出されたワクチンなのだし、病院の人たちも時間と労力を割いて接種してくれたのだから、このような不安は失礼にあたるんだろう。接種したのは一昨日。腕の痛みはまだあるけれど、昨日に比べるとずいぶん良い。お腹も減っている。改めて考えると、朝起きて空腹を感じることって、素晴らしい。

写真は本当は縦長だったものを切り取りました。春の匂いがして楽しい撮影でした。
撮影はコミュニケーションなのだと思う。たとえ初対面の人とも、カメラを通すとスムーズに対話できるから面白い。

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