小倉通信vol.1を印刷してくださった方、ありがとうございました。
ちなみにCanva(ブラウザ版)で作成しました。素材やテンプレート、フォントも豊富に揃っているし、操作も難しくないので重宝しています。有料プランもありますが私はそれほど使用頻度が高くないということもあり、無料で十分楽しんでいます。ずっとカンバと読んでいましたがキャンバだそうです。
▼実際の操作画面。日本語のフォントが沢山あるのがふぉんとに嬉しい。
画像編集で思い出したけれど、中高生の頃はもじまるさんにお世話になっていた。中学生の頃は特にメル画や加工画全盛期で、メールの送受信画像とか(伝わるだろうか)デコ絵文字とか、そういうものがスライドケータイのフォルダに沢山詰まっていた。何故か必ずもじまる“さん”と敬称をつけて呼んでいた。
中学生の頃のエピソード繋がりで、『夢小説』の話をしたい。中学二年生の頃、ケータイをゲットして間もない頃、ほんの一瞬だけ夢小説にハマっていた時期があった。夢小説というのは、主人公の名前を任意の名前に変更して読むことができる画期的なコンテンツだ。恋愛シミュレーションゲーム(乙女ゲームとかギャルゲームとか)の小説版、と言えば想像しやすいかもしれない。私が読んでいたのはアマチュアによって書かれたもので、主に漫画のキャラクターと恋に落ちる話が多かった。
一つだけとても印象に残っている作品がある。その夢小説は『銀魂』の主人公・坂田銀時がお相手だった。銀さんが大好きな私は本名の名前を入力し、わくわくしながら読み進めていった。当時、携帯サイトの小説といえば掌編が主流だったから、ほんの短時間で読めてしまった。驚いた。私が死んだのだ。死因は覚えていない。そういう描写はあったのかもしれないし、なかったのかもしれない。とにかく私が死んで、悲しみに暮れた銀さんが海に向かった。銀さんが砂浜を越えて、冷たい海にずんずん入っていった。銀さんは私の名前を「〇〇……」と呟いて、二人お揃いの指輪を海に落とした。銀さんの頬に涙が流れて、その物語は幕を閉じた。私はあらゆる意味で大いに衝撃を受けて、すっかり夢から覚めた。冷静に考えると、私には夢に浸る才能がなかったのだと思う。どうせならもっと正気を失いたかった。
フィクションのみならず、ノンフィクションにおいても人は呆気なく死んでしまうので、やっぱり少しでも興味関心のあることには失敗を恐れずチャレンジしてみたい。実際に行動に移してから「面白くなかった」「自分には合わなかった」「失敗してしまった」という感想に至ることはあるけれど、それもきっと糧になる。
今日は朝活もできなかったから仕事をしてご飯を食べてこの記事を書いただけで一日が終わった。無念。でも、何もできない日が続いて自分を責めても良いんじゃないかなと思う。
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